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Mikirsas's room

since:November 28 Tuesday 2000 http://mikiras.sakura.ne.jp/

ゲームのお話 ~ 『Minecraft: Java Edition』

高台の家から眺めた家付近の景色

家から眺めた付近の景色。雨降ってるのに、夕焼けに。

元旦からなんとなく『Minecraft: Java Edition』始めました。
以前から存在は知っていたんですよね。娘もスマホでやっていたし。ただ、たぶん私の好み的にすごくはまりそうな気がしてたので、避けていた部分はあるというか。興味がわんさかになる前に、情報自体をシャットアウトしてたというか。

それが年末年始ひまだった&『ポケ森』にもちょっと飽きてきてたので、何か暇つぶしになるゲームないかなと考えてしまっているタイミングで、大晦日の日についうっかり、『よゐこのマイクラでサバイバル生活 シーズン2 最終話』を見てしまい、その勢いでついうっかり?『Minecraft: Java Edition』をダウンロードしてプレイし始めてしまいました。
予想通り現在めっちゃはまってます。年始早々トイレ行く以外お腹すくことも忘れて10時間以上はぶっ通しでやったという熱中ぶりです。しくしく(泣。その後はちょっとペースは落ちてはいますが、それでもまぁ…お察しくださるとありがたいです。

ログイン画面。自作スキン作ってみた。

家、玄関先。洞窟利用の家なのです。

馬小屋。ウマ、ロバ、ラバ、ラマが居ます。

ラマ(左側)とラバ(右側)

とりあえず、開始してから1週間のプレイメモ。
0日目。大晦日の日にデータのダウンロード。いろいろやっているうちに日付が変わる。
1日目。 サバイバルモードを開始。いきなり森の中に操作キャラが登場。ほんのちょっとのチュートリアルがあったあとは、ご自由にって感じで。何やったらいいのかわからず、その辺の木を素手で殴り原木を入手(爆。
そしたら娘がやってきて「拠点というか家作った方がよい。」とアドバイスをくれて。なるほどと簡素な小さい家を作る。娘は作業台の作り方と使い方を教えてくれてまたどこかへ。
とりあえず、周辺の探索やるかと木を切り倒しながらうろうろ。なんだかよくわからないうちにNPCに襲われたり、豚倒しつつ探索してたら、家の位置がわからなくなりました。迷子(泣。
1~2時間迷子状態の中、いらっとした勢いでデータ作り直すことに。続きは次の日から。

2日目。 1から作り直し、今度の拠点はもうちょっとわかりやすい場所に作るかと。周辺探索ももっと慎重に。そしてチキンなので、難易度を「ピースフル」に。
2度目のデータでは、木を切り倒しつつ、豚や牛を倒しつつ、家の場所を考えながらまたうろうろ。
するとでっかい鉱石系の山が。ちょっと高めのところが洞窟っぽくなってて、そこを利用して家を作ることに決定。掘り掘りで家になるしね。高台の家なので、今度は迷子になりにくい…といいつつ、迷子には何度もなったわけですが。しかし改めて「家」を見てみると、家というより要塞のような。部屋増やしたかったら、掘るだけなので便利なんですけどね。
その後この日は、家づくりと周辺の道作りに没頭しました。道作るついでに、要所要所に酒瓶みたいな形の塔を作ったり。中にたいまつ数本入れると周りが暗くなってくると、ぼーっと明るく浮かび上がり。いい感じ。

3日目。 2日間きたないおっさん(失礼!)を見続けてゲームを続けてきたわけですが、みため変えられないのかなぁとぶつぶつ言ってると娘が「変えれたはずだけど、方法はわかんない。」とのことで。
変えれるなら変えてやろうってことで、ネットで情報探して、結果自作スキン作りました。久しぶりにドッターになったよ。1~2時間で作ったわりには良い感じに完成。ただし、作った時点で「クラシック」タイプと「スリム」タイプがあることに気づかず、「クラシック」タイプで作りました。知ってたらたぶん「スリム」タイプで作ったはず。
かわいいキャラだとやる気でるは! ゲームのキャラはやっぱ見た目大事ね。
他には、地下探索してたら「サドル」「金の馬鎧」「名札」等というアイテムが手に入り。使い方はわからんけどとりあえずチェストに仕舞い。
何度か死んだり。リスポーンで家のベッドに帰還。こういう仕組みになってるんかと理解。難易度「ピースフル」でこんなだと「ハード」だとどうなるのか。ぶるぶる。

4日目。 それまでも地下探索やってたけど、この日は地下探索メイン。鉄鉱石を大量に欲しかったので。
そうしたら、鉄鉱石だけでなく「レッドストーン」「金鉱石」「ダイヤモンド」「ラピスラズリ」「エメラルド」等いろいろ手に入れることができました。
この時点では、ラピスラズリの使い方だけが推測できず。だけど、レッドストーンよりレア度高そうだし何かあるんだろうなということくらいの推測はできていて。あとで、エンチャントに使うとわかったわけですが。

5日目。 この辺くらいになると、ぐぐっていろいろ調べて読んだりすると、自分の知識とwikiで書いてるゲームデータが結びつくようになってきました。
とりあえず馬を飼育することに。「ウマ」は1匹だけ前日に懐かせて家の近くに連れてきてたのです。ちんまい馬小屋作って放り込んでいたわけですが、ちゃんとした馬小屋作ろうかなと。
3日目に手に入れていた「サドル」「金の馬鎧」「名札」の使い方がこの辺でやっと理解できました。
馬小屋作って次に、ロバがいるという情報を読んだので「ロバ」を探して三千里。なかなかいなかったわけですが、なんとか見つけたのでそれまで乗ってた馬降りたら…「ウマ」消えたっ! サドルも一緒に消えた。ぐぐるとこういうバグみたいなのがあるっぽい。サドル1個しかないのに(泣。
やる気が萎えそうになったんですが、対策を考えることに。サドルは釣りで入手することも可能という記事を読んで。目の前がぱーっと明るくなって萎えてきていた気も明るさMAXに。
釣竿はどっかの地下で手に入れてたので、釣竿が壊れるまで釣りをしてみたらサドル2個入手! やったね。
そしてやっと「ロバ」を馬小屋まで連れ帰ることができました。そして「金のリンゴ」を使ってラバが生まれ。これに「名札」を使って名前付けました。こうすると、基本消えることはないとどこかで読んだので。対策完了。ほっ。

6日目。 どこかで「ラマ」は、乗ることはできないけどヒモでつないで歩くと連れ歩けて、チェスト装備できると読んで。
「ラマ」は乗れないので連れて帰るのが難しく。リードがあれば楽に連れて帰れるらしいけど、材料はスライムが落とすようで、難易度「ピースフル」では入手が困難。うーんと悩みながら対策方法をぐぐっていたら、チート方法が載っていて。コマンド使えばいけるっぽい。
シングルプレイだとコマンド使えないみたいなので、ESC - LANを開く - チートの許可:オン で使えるように。そして、一時的に難易度を「イージー」に変更して、チャットモードで「/summon slime ~2 ~0 ~2」と打つとスライムが現れました。やっと「スライムボール」手に入れて「リード」ゲットだぜっ。
ちなみにその方法で、ブレイズ沸かせて「ブレイズロッド」も手に入れて「醸造台」も作れました。ブレイズは炎でまわりを火事にしちゃうので、延焼するものがゼロの戦闘部屋もこっそり作りました。

7日目。 エンチャントテーブルを作ったわけですが、どう使うのかよくわからないので、これもぐぐって。
エンチャント部屋作りました。本が大量にいるんですが、紙はね、地図作るときに必要だと感じてサトウキビの栽培をして増やしていたので困らなかったんですが、革がね。いやまぁ牛も飼育してるから屠畜すれば問題ないわけですが、飼ってる牛殺すのが忍びなくて。とりあえず牛狩りに。結局一緒じゃんってあとで思ったけど。
エンチャント部屋作って、剣とかツルハシとか属性付けてみました。わーいと喜んでいたのも束の間、レベル下がってる。がーん。これっていうアイテムだけにつけよう。

…こんな感じで楽しんでます。今日で『Minecraft』開始して13日目になりますが、まだまだ夢中です。
今は、主に思いついたいろんな施設作ってます。釣り堀作ったり、木の植林場作ったり、教会作ったり、畑拡張したり。道も最初土で作ってましたが石に変えてみたり。線路もがんがん引いてみたり。トロッコ便利だ。
そして、いまだに難易度は「ピースフル」。まだまだ超初心者だからもっと慣れてから難易度「イージー」に変更することもあるかもしんない。でも戦闘苦手だからなぁ。うーん。

ゲームのお話 ~『仙窟活龍大戦カオスシード』 その2

『仙窟活龍大戦カオスシード』についてとにかく語りたいということで、今回第2弾です。
みきらすさんのゲーム歴は四半世紀ほどに渡りますが、そのゲーム歴の中での My Best Game は、やっぱりこれ『仙窟活龍大戦カオスシード』なのです。
ただし、万人に受けるゲームではないとは思います。覚えることの多いゲームなので、出だしで挫折する人も多いでしょうね。チュートリアルだけで3時間、基本ルールをちゃんと覚えてそれを使えるようになるのに10時間くらいはかかりますしね(みきらすさんだけか?
特に最近はスマホなどで手軽にできるゲームが流行っているので、内容的に現在の時代に即してはいないと思います。凝った作りのゲームが多かった1990年代の中でもかなり凝っている方だと思うし。
だけど、合う人には合うスルメゲーだと思います。シミュレーションゲームが好きな人にはオススメなのです。

【ニコニコ動画】仙窟活龍大戦カオスシード
シナリオ1

【You Tube】組曲『カオスシード』
【仙窟活龍大戦カオスシード】

動画をふたつほど。
ひとつめは「ニコニコ動画」から。37分くらい。オープニング~シナリオ1「レクチャー」の終わりまで。
基本部分の説明ですね。操作方法のほかに龍穴炉にエネルギーを振り込む理由も説明されています。動画のシナリオのクリアの仕方はカオスシードをやり慣れている人のやり方でした。わりと強引?(汗。
ふたつめは「You Tube」から。10分半くらい。カオスシードの内容をコンパクトにまとめてました。

このゲームの主役は、ダンジョンだと思います。
ジャンルが「ダンジョン育成シミュレーション」ですしね。ダンジョン以外は付けたしなのです。異論は認めます。
どんなゲーム内容かというと…『風来のシレン (Wikipedia)』で例えると、カオスシードの主人公は敵側って感じでしょうか。ダンジョンを自分で作り上げ、そのダンジョン内を仙獣たちに巡回させたり、罠を仕掛けたりして、侵入してくる勇者たちを撃退するゲームなのです。
主人公の職業は洞仙で、龍脈を整えて大地を蘇らせるのが主な仕事です。ただしその際に、大きな地震が起こったりするので一般の人には地震を起こす悪人と思われています。また、実際悪人の洞仙もいたりするので余計に誤解を与えています。
ということで、洞仙退治にぞくぞくと勇者やら賞金稼ぎやら軍隊やらが攻め入ってくるのです。でも決して殺さないで追い返すだけなので、シナリオもターンが進むほど侵入者が強くなって侵入者数も増えていきます。中の人はゲームの主人公ほど良い人ではないので「(もういい加減)やっちゃえよ、You」と本気で思ったりします(爆。
シナリオごとに龍穴炉に振り込むエネルギーの量が決まっていて、そのエネルギー量を振り込めばシナリオはクリアになるかボスが出てきて戦闘になったりします。ここで強い敵が出てきたりするんだよねぇ。王蒼幻強いんだよ(泣。
シナリオ的には、パラレルワールドに飛ばされた主人公がそれぞれの世界で洞仙の仕事をこなしつつ、元の世界に戻る手がかりを探る…といった内容になってます。各シナリオをこなしていくことで、なぜパラレルワールドに飛ばされることになったのかもわかっていきます。

ジャンルが「ダンジョン育成シミュレーション」ということもあり、シナリオごとにダンジョンを作ることになります。
ダンジョン自体の持越しはないのです。仙獣もシナリオごとに呼び出すことになります。主人公のレベルもシナリオごとにLv.1から始まります。アイテムだけは倉庫を作ることでシナリオを超えて出し入れ可能です。
このダンジョンの育成部分が楽しいと思えない人だと、このゲームは合わないだろうなぁと思います。この辺が万人に受けるゲームじゃないと思う理由ですね。

できれば今回は急がずゆっくりとオールクリアを目指してみたいと思ってます。
みきらすさんの場合ダンジョン育成部分には問題がないと思うんですが、操作下手なのがネックになってきたりします。
戦闘部分がね、どうもね。なので主人公のレベルをできるだけ高く上げることに尽力することになります。それでも苦戦するシナリオとか出てくるんだよなぁ(泣。
あと、操作下手なことだけでなく、「最高の仙窟」作りに拘ってしまうこともオールクリアの弊害になっていると思います。最高の仙窟作りに拘ると時間がなんぼあっても足らんのよ。ということで、今回のプレイは「最高の仙窟」作りに拘りすぎないことを肝に銘じたいと思います。シナリオ、全部見てみたいしね。
ちなみにみきらすさんの考える「最高の仙窟」とは、「玉皇宝華」+「龍盛豪炉」+「太極宝宮」+「全索敵」+「四神雷鳴」+αの仙窟なのです。結果、通路が血管のように入り組んだ複雑怪奇なダンジョンになってしまうのです。やれやれ。

ゲームのお話 ~『仙窟活龍大戦カオスシード』 その1

『仙窟活龍対大戦カオスシード』

仙窟活龍大戦カオスシード (Wikipedia)

1998年1月29日発売。対応機種:セガサターン。CD-ROM 1枚。
開発:ネバーランドカンパニー。発売:ネバーランドカンパニー、ESP。
ジャンル:ダンジョン育成シミュレーション。
1996年に発売されたスーパーファミコン用ソフト『カオスシード~風水回廊記~』の移植・改良版。

以前(10年以上前?)、みきらすのへやに載せていた『仙窟活龍大戦カオスシード』のゲームデータをまとめなおしてみました。この辺の知識があればいい感じの仙窟を作れるんじゃなかろうかと、自分用メモです。
GAME DATA:仙窟活龍大戦カオスシード

【仙窟活龍大戦カオスシード】つくった人&見てる人と風水の仙窟作りにいそしんだ夜【20160111_タダツグ】』という記事をちょっと前に見つけました。
つーか、この記事読んだのが先日の中古セガサターン購入のきっかけになったりしました。「(久しぶりに)カオスシードやりてぇっ!」って感じで。

ということで、最初のシナリオ「レクチャー」 → 「最初の仙窟」(これもチュートリアル) → 「仙獣のたまご」 → 「杞人之憂」(途中)までやってみました。以下ネタばれあり。

以前やったときは、因素(無くても問題ないけどあると部屋の成長を促進してくれる素)がいい感じで出るまでリセット繰り返してたわけですが、そんなことしてたら1シナリオのクリアに何時間かかるかわかんないので今回はそこまで拘らず。
特殊メニューにもそこまで拘らず。「練丹部屋」にエネルギー生産力付けるとだいぶ楽になるのでこれだけは付けてるかな。「練丹部屋」はエネルギー食いだからねぇ。
あとは、マップの広さにもよるけど転送部屋も重要かな。娘がプレイしてるのを見て余計にそう思いました。転送部屋をある程度均等に配置してないとむっちゃ忙しくなるんだよね。特に部屋の破壊が目的の敵が侵入してきたときに困る。
ここくらいまでプレイしてやっと勘が戻ってきました。

久しぶりにプレイしてみた感想を。
グラフィックは今見てもきれい。個人的にはじゅうぶん。2D画面だしね。まぁこのゲームシステムで3D画面とかになったらみきらすさんの頭の情報処理が追い付かなくなってパンクするわ。
2Dのドットキャラがカワイイ。特に仙獣のデザインがすごくカワイイ。しばらくエネルギーを振り込まないと催促してくるところもカワイイ? 私は細目に振り込む方だけど(HPとかMP回復するし)、娘がしょっちゅう催促されてた(爆。
窟子仙(くっしせん) 牛鬼仙(ぎゅうきせん) 人虎仙(じんこせん) 角兔妖仙(かくとようせん) 幼龍仙(ようりゅうせん) 蛇神仙(じゃしんせん) 馬明仙(ばみょうせん) 羊仙(ようせん) 猿王仙(えんおうせん) 華翼仙(かよくせん) 犬狼仙(けんろうせん) 嵩山方士(すうざんほうし)
仙獣は全部で24種類いるけど、上記の12種類は最初から召喚できる仙獣。残り12種類のみためは上記の仙獣を紫色に変えた感じ。十二支になってます。
主人公パーティには、牛の「牛鬼仙」と猪の「嵩山方士」を連れるのがデフォ。裏?の「緋胡牛」「泰山方士」の場合もあるけど。
牛はとにかくHPが高く戦闘力もある。死ににくいのがいちばんの長所。パーティにいてくれるだけで安心できる存在。
猪は仙術使いの仙獣の中で体力もあるので使い勝手がよい。敵がわらわらきたときには猪の仙術が冴えわたります。
全部で5パーティ作れるので、残りはエネルギー運んでもらったり、仙丹運んでもらったり、部屋を修復してもらったりのバランスを考えてメンバーを配置します。
いちばん使わないのは、兔の「角兔妖仙」かな。すぐ死ぬんだよね。羊の「羊仙」も死にやすいけど、部屋の修復できるだけまだマシというか。全部均等に使いたいけどどうしても偏るよね(爆。

いちおーこれボイス付きで。さすがセガサターン?
いちばん印象に残る声は、三界老師(声:内海賢二さん)の「飛天功(ひてんこう)」。ちなみに飛天功とはテレポーテーションの技名。
カオスシードの声は全体的に付けたし感あり。もともとSFCの改良版だしね。『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』の場合はフルボイスだったことですごい効果あったと思うけど、これはまぁ無くてもあってもどっちでもいいくらいかな。※個人的意見です。

現時点では、シナリオ「杞人之憂」の途中なので、まだヒロインがパーティに加わるところまでやってません。次のシナリオあたりで加わるのかな、たしか。
ヒロイン(声:丹下桜さん)はとにかく天真爛漫キャラというか天然でカワイイです。主人公もちょいアホキャラで三界老師もいい味出してます。シナリオの内容は結構シリアスなのに、全体に暗い雰囲気にならないのはキャラの性格付けのおかげですね。

まだまだカオスシードについて語り足りないので続きます。
…ほんとはシナリオをオールクリアしてから語りたいけど、それだと永遠に語れない予感がするので現時点で語りたいことを語りつくそうと思います。奇跡的にオールクリアできたらそのときにまた語れたらいいなぁと思います。

ゲームのお話 ~『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』 その6

『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』を久しぶりに最初からエンディングまでやってみましたが、やっぱり世界観が最高なのです。ということで、終わったあとの感想をつらつらと。つーかずっと以前からAZELのことがっつり語りたかったんだよね。悲願達成。以下、ネタばれあり。
ちなみに、私がゲームでいちばん重要視するものは世界観(というか正確には世界設定かな)です。気に入った世界の中で自分が過ごしている気分になれるゲームが好きです。なのでゲームのジャンルでいえば『MMORPG (Wikipedia)』も好きなのです。

エッジとドラゴンの出会い

[ エッジとドラゴンの出会い ]

アゼルとエッジ、直通エレベーターの中で

[ アゼルとエッジ、エレベーターの中で ]

グラフィックやゲーム内の設定等だけでもAZELの世界をじゅうぶん堪能できるんですが、ファミ通の攻略本『【AZEL】パンツァードラグーンRPG ガイドブック ~シーカーによるエッジ追跡調査』を読めばより世界を楽しめたりします。
この攻略本、よくできてるんですよね。シーカーの目線で世界の謎に迫る的な感じで書かれていて。ちなみに、ガッシュはシーカーの長で、パエットも自分の街が滅んでからはシーカーの一員になったりします。
ちなみに、攻略本をもう1冊持っている(Vジャンプブックス『[ゲームシリーズ] AZEL -Panzer Dragoon RPG-』)んですが、攻略自体はこっちの方が見やすいかもです。

そういや今回プレイして気づいたんですが、パンツァードラグーンシリーズってラギの物語でもあるんですね。
シリーズを時系列で。『Panzer Dragoon II Zwei』→『Panzer Dragoon(通称Ein)』→『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』→『Panzer Dragoon ORTA』。
4作とも全部同一のドラゴンで通称ラギ(ランディがZweiで変異種のクーリアに付けた名前)なわけです。ラギが乗り手を交替させて悲願を達成させたゲームともいえます。ちなみに、歴代のドラゴンの乗り手について。
Zweiでの乗り手が、ランディ・ジャンジャック。シーカーの前長。ガッシュの師匠。
Einでの乗り手が、カイル・フリューゲ。クレイメンだという説がある。クレイメンの名前は「K・F・クレイメン」。イニシャルと年齢は合致している。ゲーム内では仄めかされているだけ。ちなみに、カイルにドラゴンを託してすぐ死んだ乗り手もいるが情報が少なすぎる。
AZELでの乗り手が、エッジ。ORTAでの乗り手が、オルタ。…こんな感じ。

アゼルとエッジのその後を知りたかったということもあって、15年くらい前にXboxと『Panzer Dragoon ORTA』買いました。でもシューティング苦手でクリアできなかったんだよ。
Easyモードでやったのに5面以降進めませんでした。たぶん永遠にクリアすることはできないと思う。うわぁぁん(号泣。ということで、ネットでオルタのネタばれぐぐってみました。

…わ、わかりにくい。わかったのは、オルタはアゼルとエッジの情報的交配で生まれた「情報的子孫」とのことで。わかったような、わからないような(困惑。要はオルタの両親はアゼルとエッジということみたいですね。
『Panzer Dragoon ORTA』にアゼルは出てきたようだけどセストレン(塔を統括し世界を管理しているサーバーのようなもの?)にアゼルのメッセージみたいなものが残されていただけ? エッジはどうなったのぉ? やっぱAZEL終わった時点で死んでたのかなぁ。セストレンにエッジの遺伝子情報が残されていただけなのかなぁ。
アゼルは塔及びセストレンへのアクセスが可能なように思考指数が高く作られたある意味特別製の攻性生物(ドローンもしくは亜人)。そのアゼルと遺伝子情報としてのエッジとの子がオルタ。このオルタの出自って、こりゃ禁忌の子扱いされるわなって感じで。アゼルもうちょっと考えてよと言いたいような。
でもまぁ、ニコニコ動画で『Panzer Dragoon ORTA』のエンディングの動画見たけど、ラギ(歴代ドラゴン)は死んでラギ2代目を残せたことを喜んでいるような内容だったし、エンディングの歌詞も「種を蒔こう」的な内容だったし、命を紡ぐってことがテーマになってたのかなぁ。
だったらアゼルがエッジとの子を遺伝子操作によってでも創ることに拘ったのもわかるような。でもなぁ。命を紡ぐことが大事なのはわかるのよ。子どもが生きた証っていうのもわかるのよ。自分も子どもいるし。でもなぁ(しつこい。

【ニコニコ動画】パンツァードラグーンオルタ エンディング

動画ですが「ニコニコ動画」から『Panzer Dragoon ORTA』のエンディングです。
相変わらず音楽がいいなぁ。曲調も歌詞の内容もより民族音楽的になってるというか。ちなみに今回も歌詞がパンツァー語なわけですが動画の中で歌詞を訳してくれている人がいました。Good job なのです。
オルタは実際(ここまで)プレイしていないし愛着がないのでさらっと見ましたが、オルタも母親のアゼルと同じく孤独な存在なんだろうなぁ。違うのはオルタの傍には2代目ラギがいること。だいぶ孤独が薄れると思う。開発さんありがとう。

よく『風の谷のナウシカ (Wikipedia)』(アニメではなくマンガの方)の世界設定のバクリだと言われたりすることがありますが、そこはオマージュと言いたいところです。
マンガの「ナウシカ」を持ってるので一応比較することはできるのですが、たしかに似ている部分はあると思います。
例えば、両作品ともポストアポカリプス(Post-apocalyptic、『終末もの (Wikipedia)』)の話しで、「AZEL」では塔及びセストレン、「ナウシカ」では墓所及び墓の主が世界を管理していて、環境の浄化なども行っているこのへんの設定が似ているといえば似ているかなぁ。「ナウシカ」の世界の方が過酷な世界だけど。
というか、「AZEL」と「ナウシカ」どちらもフランスの漫画家の『メビウス(ジャン・ジロー) (Wikipedia)』から影響を受けている感じですね。

アルザック (Wikipedia)』 より引用。

ビデオゲームパンツァードラグーンのデザインにアルザックは多大な影響を与えている。メビウスはオリジナル作品によってチーム・アンドロメダの美術制作に協力した。

スタジオ・ジブリのアニメーション映画『風の谷のナウシカ』は『アルザック』の影響を受けていると宮崎駿自身が『ハウルの動く城』のDVDに収められている、メビウスとの対談で語っている。

…と書かれていました。『Panzer Dragoon(通称Ein)』のパッケージイラストをメビウスさんが手掛けていたというのは最近知りました。
Ein、やってないけどゲームソフトは持ってるんだよ? 気づかなかったわ。ちなみに、EinもZweiもORTAもゲームソフトは持ってます。シューティングが苦手でまったく先に進めなかっただけで(泣。

【ニコニコ動画】メビウス(ジャン・ジロー) 画像集

ニコニコ動画から動画ひとつ。「メビウス(ジャン・ジロー) 画像集」です。
なんていうか不思議な絵で静謐さを感じるというか。見てて気持ちいいというか。途中に『Panzer Dragoon』のパッケージイラストも出て来ます。0:46あたりかな。

ゲームのお話 ~『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』 その5

『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』Disc4…ラストまでやってみたみきらすです、こんにちわ。ゲームクリアしました。約18時間くらい。ゲームクリアは4回目かな。以下、ネタばれあり。

『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』、みきらすさんの「PLAY RESULT」画面。

みきらすさんの「PLAY RESULT」画面。
クリア後、テレビ画面に向かってスマホで撮影した画像なので、文字がちょっと歪んでるかも?

みきらすさん的には、わりと流してやった気がしてたんだけど、思ってたよりはちゃんと?やってた感じ。
「spiritual closeness point」が74(100が最大)。ドラゴンとの仲の良さらしい。意外に良いな。戦闘評価「HARD FIGHT」だらけなのに(爆。

Disc4に入ると話も終盤という雰囲気が強くなります。
ゾアの街が全滅したので、拠点の街はシーカーの里に移ります。ちなみにガッシュはシーカーの長なのです。シーカーの里の視認はゾアの街よりはまし? でも扉が並んでるだけって感じなのでどれがどの扉かわからなくなります(汗。
個人的にガッシュの性格って好きじゃないんですよね。熱くて。体育会系的というか。会話聞いてると「押し付けがましいわ!」って思ってしまう。もっとアゼルに優しくしろよ。ぷんぷん。

ゾアの森 ~ ウル地下遺跡 ~ 塔 を辿ります。
アゼルの孤独をひしひし感じてしまう旅なのです。開発さんももっとアゼルに優しくしてよ。ぷんぷん。
事あるごとに、自分は攻性生物と何ら変わらない役割が違うだけだと言い、自分が人間じゃないということをすごく気にしているのが切ないです。そんなアゼルが塔のガーディアンに同情するシーンでエッジは「人間だって生まれたときから人間らしいわけじゃないんだ…」「アゼル、たぶん君は…」「…人間になったんだよ…」と言います。ガッシュ、見習え。

私がガッシュに厳しい目を向けてしまうのは、塔及びセストレンを完全に破壊する目的に賛同していない部分もあります。
旧世紀の人間の支配からの解放とかどうでもいいじゃん。人間はそもそも何かしらのシステムに依存して生きていくもんだよ。今の世の中だって国とか民族とかのルールを無視してひとり強く生きていける人間なんているの? そしてそれを実際に実行したら無法者というんだよ。
理想より実利だよ? 塔の役割を環境浄化装置だけ残して攻性生物の生産は極力抑える。それが正しい塔の利用の仕方だと思うの。それを可能にするのがアゼルの存在なんだよ。
そもそもアゼルの世界って砂漠だらけじゃん。環境浄化装置壊してどうすんだよ…。ということで、シェルクーフ(船型の移動できる塔。空気を浄化しているらしい。)は壊さずに残しておきました。
思わず熱く語ってしまった。『パンツァードラグーンファン (Chakuwiki)』という記事がありました。自分がそのまんまでワラタ。

シーカーの里でどうするかはエッジが決めて的な会話がありますが、ストーリー的には塔及びセストレンを破壊するしかなくて。選べないじゃんよ(泣。
そもそもがエッジのドラゴンは、塔の破壊を目的に作られていて。アゼルもそうで。エッジの意志…訂正『絶対の客人』の意志なんて反映させるところがほとんどないよ。うわーん。

【ニコニコ動画】AZELパンツァードラグーンRPG FINAL EPISODE 其は聖なる御使いなりや

動画ですが「ニコニコ動画」から。
ラスボス倒したあと ~ エンディング ~ PLAY RESULT まで。
ラスボス倒したあと、ずっと一緒に旅してきたドラゴンさんに「さあ、私を殺してくれ『絶対の客人』よ(中略)さあ、…ボタンを押してくれ」といきなり言われるわけで。賛否両論シーン。
初めて聞いたときは「えぇぇぇ?」って感じで。ゲームの世界からいきなり現実に引き戻される感覚で脱力するというか。最後に相棒のドラゴンを殺させるとか悲しい設定だよね。そしてボタンを押さないと先に進めないという…。毎回泣く泣くボタンを押してます。

私自身はこのボタンを押す設定はありだと思ってます。
ただこのあとのエッジが気になるけども。助かった感じがしないのがなんとも。電脳データになって終わったのかな…。
クレイメンが死んで理解者がエッジ以外には誰もいなくなってしまったアゼルの孤独を思うと、アゼルと再会して欲しかったなと切に思うというか。
エンディングのあと、アゼルがエッジ探しの旅に出るシーンが映されますが、ほんとにほんとに切ないです。

ちなみに、アゼルがエッジ探しの旅に出るシーンにアンユウ(声:石塚運昇さん)が出てきてアゼルと会話します。
アンユウはゲーム序盤からずっと居るキャラでキャラバンを率いてゾアの街を目指して移動していました。ゾアの街という目的地を失ったので、どうやら自分で街を作ることにしたようです。
こういうのを最後にちらっと混ぜてくるところがうまいなぁと思います。憎い演出なのです。

ゲームのお話 ~『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』 その4

『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』Disc3の終わりまでやってみたみきらすです、こんにちわ。ここまでで約12時間くらい。以下、ネタばれあり。
ここで「帝国軍空中艦隊駐屯地」に行くわけですが、ここまでほとんどレベル上げ的なことせず来たので特0号噴弾ヴァラーハが厳しかった。こここんなにきつかったっけ?って感じ。基本チキンのみきらすさんはレベルをじゅうぶん上げてから来るからね。7分というタイムリミットがあるんだけど残り1分切ってたわ。ぎりぎり間一髪?

帝国艦隊やクレイメン艦隊と戦うときに敵艦隊がいろいろしゃべるわけですが、これがすごく臨場感を生んでます。声の力は偉大。フルボイスにしていることが効いてます。
ここまでフルボイスだと箱庭系のゲーム世界じゃないと制作無理そうなのがちょっと残念。登場人物すべての人が音声付きでしゃべるからか街の人の数はかなり少なめ。話しが進んでいくと会話内容も変わるわけだし仕方ない。しかも主要人物の声優さん豪華だしねぇ。
「メル=カヴァ」→「塔」って中盤のクライマックスって感じで連戦が続くんだけど、雑魚敵自体も連戦多し。しかしメル=カヴァ、光の粒子に当たって7回外に放り出されたよ。操作下手がよくわかる…。

Disc3ではとにかくゾアの街に行く機会が多いです。話し進むとゾアの街って全滅するから足しげく通っとかないとイベント拾えなくなるし。
しかし、個人的にはAZELの中でいちばんめんどくさい場所がゾアの街。ちょっとだけモチベ落ちました(汗。
街って基本狭いし建物が立体になってるから視認が悪いしたまに処理落ちしたりもするし。テクスチャの粗さをいちばん感じる場所でもあるし。神聖区の人間は排他的すぎて会話してると気分悪いし。…環境と状況を鑑みれば排他的になるのもわかるんだけどさぁ。
あとパエットのお父さんのバイマン(声:滝口順平さん)がいい感じ?に悪人で。ヤッターマンのドクロベエの声でいろいろめんどくさいことを頼んでくるわけですが、これがまじでいらいらする。息子のパエットがお父さん嫌うのがよくわかる。このゲームで悪人らしい悪人って、この人と皇帝くらい? どっちも小悪党だけど。
エッジの敵(かたき)であるクレイメンは心底悪い人じゃないし、ツァスタバ(声:大川透さん)もなぁ。死に際がかっこよかったりする。エッジの育ての親である隊長を殺したのはこの人なんだけど。

【ニコニコ動画】AZELパンツァードラグーンRPG Ep.33
決着アトルムドラゴン

【You Tube】Dragon Morphing
- Panzer Dragoon Saga

動画ですが「ニコニコ動画」と「You Tube」から1つずつ。
左側:アゼルとエッジの最後の対戦。通算3回目。アゼルの乗ってるアトルムドラゴンもカッコイイんだよね。でかいし。
アゼルの「ねらえ」の声を聴くと、ビクシオマをわざとくらおうかなという誘惑に負けそうになったり。くらったら被害甚大だからやらんけども。動画ではわざと受けてた。漢だわ…。
右側:すごい短い動画。15秒くらい。ドラゴンのモーフィングの様子が見れます。

このゲームやってると、開発の人のドラゴン愛をひしひし感じます。
ただの乗り物って感じじゃないんですよね。架空の生き物であるドラゴンの顔がちゃんと喜んでいるように見えたりするし、敵から攻撃を受けたときの鳴き声はほんとに痛そうに聞こえるし。キャンプに行くとドラゴンに対する行動を「笑いかける」「無視する」「体に触れる」という3つの選択肢の中から選べるんですが「体に触れる」とすごく喜んでくれるんですよね。エッジの後追いもするし。
ドラゴンの名前を娘の名前にしたので、被害甚大な攻撃を受けたときにはすごく痛そうに鳴くので「ごめんよ、〇〇(娘の名前)」と画面に向かって謝ってます(爆。

ドラゴンのみためですが、モーフィング技術によって細かく変化させられます。
「攻撃力」「心技力」「防御力」「機動力」のパラメータを増減させることで「通常型」と「攻撃型」「防御型」「機動型」「心技型」の5つのタイプに変えられ、それに伴いちゃんとドラゴンの見ためも変わるという凝り様。ここにモーフィングが使われているのです。
しかも・その1。戦闘中でも変更可能なんですよね。ゲージ1個分消費するけど。
しかも・その2。ドラゴンはストーリーが進むと「ベースウィング」→「バリアントウィング」というように進化していく(全部でいくつあったかな。8種類?)と、これによっても見ためが変わるわけで。8×5×α。…×αとしたのは、例えば同じ心技型でもパラメータによって見ためが違ったりするから。
ドラゴンデザインをされていた酒井智史さん(現PSO2・プロデューサー)は、モーフィングさせるためにドラゴンの絵を50~60枚くらいは描いたというのをどこかで読みました(出典忘れた…)。しかも、変形することを前提にデザインを組む必要があったとか。そもそもドラゴンのみためをモーフィングで変化させられないかというアイデアを出したのが酒井さんみたいです。酒井さんほんとにドラゴン好きなのね。
ちなみに、このモーフィングの技術はPSOシリーズのキャラメイキングに受け継がれてますね。

ゲームのお話 ~『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』 その3

『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』Disc2の終わりまでやってみたみきらすです、こんにちわ。ここまでで約7時間くらい。以下、ネタばれあり。
Disc2ではウル遺跡に行けるようになります。ウル遺跡はとにかくきれいなんですよね。雰囲気もいい。音楽も雰囲気に合ってる。特に、遺跡内部に入っていく途中の水の底の通路が水族館みたいですごくきれい。…ただ、今のみきらすさんの環境だと水面ぎらぎらちらちら。目が痛い(爆。

パエットさんにも久しぶりに会えましたが、相変わらず自分勝手です。
シップを修理するための材料拾ってこいっていうからゲオルギウス行って拾ってきて渡したら「こんなのはもういいんだ。」って放り投げるところでは毎回(わかっているのに)「おい、まてこらっ!」って画面に向かって突っ込んでしまいます。反面、ああパエットさんだなぁと安心します。

ウル遺跡でなんどかクレイメン艦隊と戦闘しましたが、クレイメン艦隊はとにかく士気が高いです。「命がけでかかれ」とか「健闘を祈る」とか。…もろいわけですが。ヌリシンハは手強いけど。タム・バシレウスもやばかった。
ドラゴンのパラメータを基本、攻撃力200、心技力0、防御力0、機動力200 に振ってるので、防御力ぺらぺら。やばければ戦闘中にパラメータ変更すればいいんだけど行動ゲージ1消費されるしあんまし変更しないかな。防御型より機動型の方がみためカッコイイし。
Disc2ではウル遺跡のほかに、エッジとアゼル(声:坂本真綾さん)が親しくなるきっかけになったウル遺跡地下があります。ここ好きなんですよね。残念な点は戦闘しても経験値が入らないところ。ドラゴンいないからね。
薄暗い遺跡の地下で、ドラゴンもいない心細い状況で、普段は敵対し合っている男女が協力し合って脱出を図るってシチュエーションがすごく良いんですよね。アゼルの空気の読めなさもなんかカワイイ。

娘も『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』をプレイしだしたので隣りで見てました。
ハイシュ+ハイガとのボス戦時、ハイガが防御形態でweek pointを左右の腕で覆ってしまいweek pointを攻撃できなくなったときに娘は左右の腕をそれぞれ攻撃。すると「右腕マヒ」とかのメッセージ。「そんなのあるんだ、初めて見た。」と言ってたら娘が「腕でweek point覆ったんだったら腕を攻撃したらいいんじゃ?と思ったから腕攻撃してみた。」と言ってました。……。ごめん、その発想はなかったわ(泣。

【ニコニコ動画】AZELパンツァードラグーンRPG Ep.18
水の廃都の正体は

【ニコニコ動画】AZELパンツァードラグーンRPG EP.24
怒りのタム・バシレウス

動画ですが「ニコニコ動画」から2つ。
左側:ウル遺跡探索。とにかく水の底の通路がきれい。あと、クレイメン艦隊の士気の高さを感じられます。
右側:ウル遺跡地下のボスとの戦闘~(disc2終わり / disc3スタート)~キャンプにてパエット待ち伏せまで。エッジとアゼル、それぞれのドラゴンとの再会シーンがカッコイイ。

余談。動画は基本自分のために貼ってたり。たまに見たくなったとき探すのが楽になるしね。

ゲームのお話 ~『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』 その2

【You Tube】Panzer Dragoon Saga - Ecce Valde Generous Ale ~Behold the Precious Wings~

【You Tube】PANZER DRAGOON AZEL OST 『Sona mi areru ec sancitu(其は聖なる御使いなりや)』

ゲームのお話っていうより、音楽のお話になってますね。ゲームの中の音楽のお話ってことで。
まずは『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』のテーマ音楽2つ。

左側:タイトルテーマ。曲名:Ecce Valde Generous Ale(見よ、いと貴き翼)。
ゲーム導入部分の最初のムービーの中で使われている。1分半くらい。Youtubeで「見よ、いと貴き翼」で検索したら見つけられなかった。画像はサウンドトラック『AZEL -Panzer Dragoon RPG- MEMORIAL ALBUM』のジャケットを使っている模様。ちなみにこのサントラ持ってます。
右側:エンディングテーマ。曲名:Sona mi areru ec sancitu(其は聖なる御使いなりや)。
エンディングロールが流れる場面で使われている。4分ちょっとくらい。歌詞はパンツァー語で作られている。聖歌+どっかの民族音楽って雰囲気。歌っているのは伊東恵里さんって方らしい。画像はゲーム開始画面を使っている模様。

次に、サウンドトラック『AZEL -Panzer Dragoon RPG- MEMORIAL ALBUM』。
「ニコニコ動画」の方に、サウンドトラック『AZEL -Panzer Dragoon RPG- MEMORIAL ALBUM』、Disc1とDisc2の曲全部入ってるものがありました。

【ニコニコ動画】AZEL -パンツァードラグーン RPG-
サントラDisc1

【ニコニコ動画】AZEL -パンツァードラグーン RPG-
サントラDisc2

Disc1とDisc2どちらも66分ちょっとくらい。
投稿時期が両方とも2007年ってなってるから、著作権違反対象とかで削除ならんのね。よかったよかった? セガがあんまし厳しくないんかな。
余談だけど、著作権管理って難しそうだよね。著作権者の権利を守るためって観点では厳しく取り締まりたい気持ちもわかるけど、こういうとこで聴いたことで購入に繋がる場合もあるだろうし。存在を知らないものは買えないしねぇ。

『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』は音楽がめっちゃいい。
ゲーム中、バックで流れるゲーム音楽にほとんど拘らない私がほんとにマジでそう思う。ゲーム歴20数年の私が唯一買ったゲーム音楽のサントラは『AZEL -Panzer Dragoon RPG- MEMORIAL ALBUM』だけだもの。たぶん、今後もよっぽどのことがないとゲーム音楽のサントラって買わないと思うわ。
ゲームの世界観や雰囲気が好きでその世界に音楽が合ってるからというのもあるけど、民族音楽風なのがすごく好みなんだと思う。今聴いても癒されるわ。全体的に暗い曲調なのもGOODである。

ゲームのお話 ~『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』 その1

『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』

AZEL -Panzer Dragoon RPG- (Wikipedia)

1998年1月29日発売。対応機種:セガサターン。CD-ROM 4枚組。
開発:チームアンドロメダ。発売:セガ。ジャンル:RPG。
シューティングゲームである『パンツァードラグーン』シリーズの第3作目。シリーズ中で本作のみRPG。

久しぶりに『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』をプレイしてみました。最初に思ったのは「あれ? こんなに画像荒かった?」でした(泣。以下、ネタばれありね。
しばらくは操作できないムービー部分なので娘といろいろ話ししながら鑑賞。アメリカのアクション映画の導入部分のような入り方で、ゲーム中の主人公エッジ(声:石田彰さん)にとってもわけのわからないままいきなり事件が起きます。
最初はパンツァー語(ゲーム用の造語。 古代ギリシャ語、ラテン語がベースにらっているらしい)でしゃべっているので字幕を読まないと何を言っているのかわからないけど、エッジの中に絶対の客人としてのプレイヤーが入り込むことで言葉が理解できるように。ちなみにラスボス倒したあとエンディングになるわけだけど、そのときにはもう言葉は理解出来なくなってしまってます。エッジの中から絶対の客人が追い出されてしまった?からですね。この辺の演出うまいなぁと思う。

序盤で手に入るアイテム「リーダーズノート(隊長の日記)」。まずはこれを読まねばなりません。
なぜエッジが敵(かたき)としてクレイメン(声:伊武雅刀さん)を憎むようになるのかよくわかるようになってます。毎回「リーダーズノート」を読んで、涙目になってしまうみきらすさんでした。
別に読まなくてもゲームをプレイする分にはまったく支障がないわけだけど、読むことでゲーム内の背景がよくわかるようになっていて、世界観を補完するための読み物アイテムはゲーム内に結構存在します。こういうところが好きなんだよね。
クレイメンを追わなくてはってことで、ドラゴンの背に乗って旅をしていくことになるんだけど、雑魚敵との戦闘が相変わらず楽しい。今やると、ちょっとローディング時間長いのが気になるところだけど。
今まで3回くらいクリアしてるゲームなので、雑魚敵との戦い方もある程度わかってるんだけど、右側に回り込もうとして左側にまわって無駄に攻撃くらうのはお約束。となりにいる娘に「なんでそっちに? 見ててはらはらするわ。」と突っ込み入れられながら戦闘してました。雑魚敵倒したあと「あーあ、NICE FIGHTくらいかな?」と思って戦闘結果見ると評価が「HARD FIGHT」とか。がーん。位置取り失敗すると、戦闘評価が下がってしまったりするのが残念。
ちなみに、戦闘評価は5段階あって「EXCELLENT」か「VERY GOOD」じゃないとアイテムドロップしないし、戦闘評価によって経験値等のもらえる量が違ってくるし。あと、ボスは1度しか戦闘できないから「EXCELLENT」逃すとすごく残念な気分に。

とりあえず、Disc1が終わるとこまでやりました。ここまでで約3時間くらい。
久しぶりにガッシュさんにも会えました。戦闘中「エッジ、赤い奴が群れのボスだ。(声:大塚芳忠さん)」と教えてくれたりするのですが、「わかっとるがな。」と画面に向かって突っ込みいれながらゲームできるのが良いところ。今度は、パエットさん(声:平田広明さん)にも会わなきゃね。

【You Tube】AZEL パンツァードラグーンRPG episode01

せっかくなので、ゲーム序盤の動画捜してみました。ゲーム導入部分からガッシュさんとの出会いまでの動画でした。
いやぁ、自分ちのテレビ画面で見る画像よりずっときれいだわ。人形劇的なのは仕方ないとしても(ゲームプレイのときとムービーのときのみための差を減らすため、一部を除きほとんどをリアルタイムポリゴンで描写しているとか)、1998年という時代を考慮したらじゅうぶんきれい。ゲームプレイ時の画像が荒いのは、自分ちの環境のせいね。反省。

ゲームのお話 ~『セガサターン』

何年か前に『セガサターン』(以下SS、リンク先はすべてWikipedia)が壊れてしまいました。気に入っているゲームソフトがいぱいあるゲームハードなんですよね。SSって。
たぶん、買ったソフト数からいうと今まででは『スーパーファミコン』(以下SFC)がいちばん多かったと思うんですが、自分のBest game top3のゲーム『仙窟活龍大戦カオスシード』『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』『タクティクスオウガ』の3つとも、SSがあればプレイできてしまうのです。
ちなみに、その1。『タクティクスオウガ』は、最初SFCで買ったのですが、その後SSに移植した際にキャラに音声が付くとのことでセガサターン版も買ってみたんですよね。音声についてはいまいちでしたが。
ちなみに、その2。『仙窟活龍大戦カオスシード』は、SFC『カオスシード~風水回廊記~』の移植ものだけど、大幅改変されての移植。どっちもプレイしたけれど、SS版の方が完成版って感じの内容でSS版の方が気に入ってます。
ということで、SSがずっと欲しいと思ってはいたんだけど、買うかどうかずっと迷ってたんですよね。いまさら?みたいな。でも、先日やっと重い腰をあげてAmazonで中古セガサターン買いました。

『セガサターン』って1994年発売の20年以上前のゲーム機なのでもう知らない人も多いんだろうなぁ。
しかも基本マイナーハードだったし。当時せがた三四郎とかのCMは有名だった気はする。しかし良いゲームハードだったのになぁ、しみじみ。
早速『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』をさらっとプレイ。…画像荒く見えるわ。昔はすごくきれいに見えたのになぁ。そもそもSSってアニメ絵得意だった気もするしCGはいまいち…なのか?
あと、コントローラのアナログスティックに慣れすぎて、SSのコントローラが物足りなく感じてしまう。3D画面だとやっぱアナログスティック要るよね。それ以外はSSのコントローラは軽くてシンプルで使いやすいけども。
でもさー、映画を意識した演出とかストーリーとか雰囲気はいまでもぴかいち。きれいな画像でやりたいわ。しかしどこかで読んだんだが、セガさん、AZELのソースコード紛失したため移植とかリメイクは無理らしい。…ばかぁぁ(泣。

あと、SSの難点?は、パワーメモリ。
ハード本体に挿すだけで結構な量のゲームデータが保存できる電池不要のシステム的には優秀メモリ。ただし、ちょとした衝撃でゲームデータが吹っ飛ぶことがある。使い続けていると抜き差しの際、認識されにくくなってくる悲しい欠点もある。本体にも電池式のメモリがあるので、どうしても消したくないゲームデータは、本体にコピーしてからパワーメモリを抜き差ししなければならない。いや…もうパワーメモリ抜き差ししないけど。
『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』はまぁいいんだよ。20時間もあればクリアできるからね。『タクティクスオウガ』も100時間かからないか。
だけど、『仙窟活龍大戦カオスシード』は違う。100時間なんかではオールクリアできない。私はね。1つのシナリオを10時間くらいはかける私ではオールクリアに何時間かかるのか。実は以前大好きでかなりやり込んでたけど、オールクリアしたことないのよね。アクションRPGの要素もあってそこで詰まってしまう。要するに勝てない(泣。しかしそこは娘にがんばって貰って…ごにょごにょ。だからデータが消えてしまうのはほんとに困る。
だけど本音をいうと、たぶん今回もオールクリアは無理な気はしてるんだけどね。雰囲気だけ味わう的な遊び方になりそうな予感。懐かしさを味わうっていうかね。やりたいと思ったときにやれる環境が大事っていうかね。
ちなみに、『AZEL -Panzer Dragoon RPG-』をやってるときに娘がとなりで私のプレイを見てたんだけど、「(横で見てると)無駄にはらはらする」らしい。なんでそこでそっちに動くのかというような凡ミス頻発だからね。ふふふ…。頭ではわかってるんだよ、手がついてこないんだよ(大号泣。
まぁしばらくはぼちぼちSS使って遊べるなぁと思ってます。2,500円でこれだけ遊べたら安い買い物(中古で2,500円だったのだ)だわ。